第2号 [2011/06/07]

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第28回医学情報サービス研究大会 京滋大会 メールマガジン No.2

2011.06.07

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目次

プログラム紹介(その2)

京滋のおススメスポット(その1)

京滋の特色・・・特に滋賀それも大津のことなど(その2)

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■ プログラム紹介(その2)

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第28回医学情報サービス大会では関西に在住され医学・図書館界で活躍されている先生に講演していただきます。
http://mis.umin.jp/28/program/index.html

<基調講演>

廣庭基介先生は京都大学の文学部図書室で働きながら夜は立命館大学の二部文学部日本史専攻へ、その後、京都大学附属図書館へ配転された経歴をもたれる先生です。
また、司書講習の講師も勤められ、司書として活躍されている方の中には教え子の方も多いと思います。
私もその教え子の一人で、先生の講義は司書講習の中で楽しみにしていた一つでした。
パピルス、楔形文字、羊皮紙・・・、実物を提示しながら書物の変遷を熱く語られていた先生を今でも思い出します。
図書館で活躍され、図書館史学を専門とされる先生のご講演を皆さまに楽しんでいただければと思います。

<継続教育コース>

酒見英太先生のご講演「臨床医の頭の中」の題名に「“臨床医の頭の中”、それは是非とも見てみたい!」と思われた方も多いのではないでしょうか?
先生のご講演で医学図書館・病院図書室での臨床医とのコミュニケーションを如何にスムーズにできるか、臨床医が必要とする医学情報に到達する過程へのヒントになることが期待されます!

中山健夫先生のご講演「医学系図書館員への期待:エビデンス・ナラティブ情報にどう向き合うか?」。
医学図書館に関わる人にとってエビデンスだけでなく、「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」にみられるように患者が発信する 情報としての「体験談・語り」として、注目を集めているナラティブな医療情報源に今後、どう対応していくかの勉強になるかと思います!

(プログラム担当 川野 真樹)

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■ 京滋のおススメスポット(その1)

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京滋のおススメスポット、その1では、滋賀ではなく京都の、そして伝統的な寺社でも町屋でもなく・・・京都タワーをご紹介しましょう。
http://www.kyoto-tower.co.jp/kyototower/
京都駅の北側真正面にたつ京都タワー。
京都に来た(あるいは京都を通過した)方なら誰もが目にしたことがあると思います。
建築家の山田守氏の設計により、1964年12月に誕生しました。
京都タワー建設を巡っては、景観論争が巻き起こったそうです。
賛成派いわく”京都は新しいものを取り入れて発展してきた、斬新なタワーはそういった京都のまちにふさわしい”。
反対派いわく”伝統的な京都のまちの景観を損なう”。

この京都タワー、「海のない京都の街を照らす灯台をイメージし」てつくられたそうです。
伝統的な和ろうそくをイメージしたともよく言われますが、これはもともと反対派を説得?するための方便だったとかなかったとか・・・。
そして、今では真白に塗られたタワーも、当時は「少しアイボリーがかった白」であり、その色は「タワーの完成とほぼ同時に開業した国鉄0系新幹線車体の白」=「ミルキーホワイト」だったそうです。
そんな歴史をもつ京都タワーも、今ではすっかり京都の風景に馴染んだように感じます。
京都タワーの土台になっているビルには、ホテルや浴場、京都土産も購入できる店舗も入っています。
また、京都のまちを360度眺められる「京都タワー展望室」の営業時間は 9:00~21:00(最終入場20:40) とのこと。
ぜひこの機会に京都タワーに行かれてみてはいかがでしょうか。
・・・京都タワーのキャラクター「たわわちゃん」グッズもお忘れなく。

<参照サイト>
京都タワー
-タワーについて
建築家山田守研究所
-「京都タワーの「白」」
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■ 京滋の特色・・・特に滋賀それも大津のことなど(その2)

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*歴史に関わって
大会会場の石場あたりから浜大津にかけては明治になって鉄道が開通するまでは湖上交通の要所だったそうです。
琵琶湖の対岸の草津市矢橋あたりから船に乗せて人やものを運んでいたそうです。
旅人はこのあたりに上陸して京都を目指したのでしょう。
そういう交通の要所だったので江戸時代に大津祭という13基の曳山が出る祭が始まったのかと思います。
歴史を訪ねる旅をされる方には

・古代から幾度となく戦乱の舞台になった瀬田の唐橋(からはし)
  (京阪電車・唐橋前駅下車 徒歩5分)

・紫式部が源氏物語の構想を練ったという石山寺
  (京阪電車・唐橋前駅下車 徒歩20分)

・ロシア皇太子が警備する巡査に切りつけられた大津事件の「露国皇太子遭難の地」の碑
  (JR大津駅から7分程度)

・平安時代,比叡山の僧兵が日吉神社の神輿を担いで強訴に及んだ・・・あの日吉大社は全国にある山王さんの総本宮
  (京阪電車・坂本駅から徒歩15分)

・会場近くにも義仲寺があります。芭蕉の墓所にもなっており,多くの俳句ファンが訪れます。
  (会場から徒歩10分程度)

そのほか見所の多いところが多いです。
(事務局長 菅修一)

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回のメールマガジンは、6月14日(火)を予定しています。

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発行:第28回医学情報サービス研究大会実行委員会

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