公開シンポジウムアンケート集計結果

アンケートの集計結果をご報告いたします。
135名の方からご回答をいただきました。ご協力ありがとうございました。
この結果は、今後の大会運営の参考として活用させていただきます。


アンケート項目

a. 回答者の参加区分について
b. ご職業について
c. 今回のシンポジウムを何で知りましたか?(複数回答可)
4. 参加の動機(複数回答可)
e. テーマについていかがでしたか?
f. 時間について
g. シンポジウムに参加していかがでしたか?
h. 今後も同様のシンポジウムを開催したら参加しますか?
i. 参考になったことやご希望、ご感想などありましたらご記入ください。


アンケート用紙集計数135


a. 回答者の参加区分について

1. 一般参加41

2. 医学情報サービス研究大会参加者94

b. ご職業について
1医療関係18
2情報サービス関係79
3学生11
4その他16
元医学図書館員
主婦
行政職員(市役所福祉部)

c. 今回のシンポジウムを何で知りましたか?(複数回答可)
1雑誌の開催案内17
2ホームページ44
3知人から44
4メーリングリスト26
5ポスター6
6その他15

医学情報サービス研究大会開催案内12
医学情報サービス大会ホームページ6
朝日新聞5
シンポジストから4
medlib-j4
職場3
dtk2
患者図書サービス連絡会会場にて1
『医学図書館』1
年中行事として1
千葉市図書館を考える会の知人から1
JHLA1
公開シンポジウムホームページ1

d. 参加の動機(複数回答可)
1興味のあるプログラムだったから84
2知人に誘われて15
3シンポジストに関心があるので 12
4医学情報サービス研究大会参加のオプションとして58
5その他3
医療情報に関心と興味をもっています。
図書館の重要なサービスの一つと考えて
毎月通院している女子医大図書館からだ情報館は有益で楽しみだから

e. テーマについていかがでしたか?
1適当である115
2特に意見なし12
3適当ではない1
4他のテーマがよい1
医師、患者体験者、図書館を混じえて討論を聞けたことが大変良かったと思いました。図書館の存在意義を問い直す機会にもなったように思います。

f. 時間について
1長い13
2ちょうどいい82
3短い24

g. シンポジウムに参加していかがでしたか?
1よかった118
2どちらともいえない4
3よくなかった0
4その他1
パネラーの数が多い。

h. 今後も同様のシンポジウムを開催したら参加しますか?
1参加したい102
2どちらともいえない20
3参加しない0
4その他1
テーマによる。

i. 参考になったことやご希望、ご感想などありましたらご記入ください。
色々な立場の方から意見の交換が非常によかった。
がん患者やその家族のがん治療に関する適正な有用情報を求める声は切実です。がん対策基本法も成立しましたが、がん情報のユビキタス化は是非実現して欲しいところです。私は一市民ですが、土橋律子さんの支えあう会「α」の存在や活動を今回初めて知りました。医学図書(館)を通じての情報伝達のきんてん(均霑)化の問題など、大変有益なシンポジウムでした。
患者にとって、情報収集がいかに大切で大変なことかということがわかった。これから、一般からの医療情報へのアクセスがしやすくなることを望む。
シンポジストに医学図書館にも医療にも関係ない普通の患者さんの立場の方がいらっしゃったらよかったと思います。
患者、教員者、公共図書館などそれぞれの立場から話が聞けて、興味深かった。
土出氏の発表にもみられたが、病院図書室と患者(用)図書室の用語の混乱がある。「病院図書室≒医学図書館」、「患者図書室」という定義をはっきりさせてもらいたい。また患者図書室にも患者に医療情報を提供する図書室と娯楽のための図書室(入院してるとヒマだからね)の区別はあると思う。
演者のスライド資料をホームページにアップしていただければ助かります。盛り沢山でメモしきれませんでした。
命のサポーターの必要性を感じた。
患者の立場から医療情報を入手する事がいかに大切かがわかった。
自分自身の持っていた仕事への迷いに大変響くシンポジウムでした。
市町村立図書館では実用書などが中心で、医学書などの専門書はまったくと言っていいほど購入できない状態ですが、いざ病気になったときに必要なのは、具体的な医療情報なのだとしみじみ思いました。
今回のような多様な立場からの企画はとてもよかったです。
時間が短くて残念だったが、図書館とそこに関わる司書さんの役割が理解できてとても参考になりました。情報の管理者として、また情報を必要な人に伝える立場の人としての重要性を理解できました。
患者図書館の必要性を感じるとともに病院内に患者センターのようなものができるといいと思いました。公開シンポジウムからの参加でしたが、一般口演も聞きたかったと思いました。
ディスカッションを多くとって欲しかった。
図書館での医学情報の必然性、重要性をかなりハッキリ認識できたと思います。千葉県立西部図書館のことも情報として知り得たことは大変有り難かったです。今後一般の方々にどんどん情報が提供され、多くの方々の意識の高まりを切に希望いたします。ありがとうございました。
大変切実な問題であるので、今後どんどん検討してすべての人の問題になるようにしてほしい。
千葉市の公共図書館はこの分野がとても弱いので、今後市民として要求していきたい。図書館に求められる大きなサービスであると思う。今日は参加できてとてもとてもよかったです。平川さんがんばってください。
図書館は予算を削らずむしろ増やし優れたスタッフ(専門職)を育てることが大切であると考えます。
患者さんが欲しい情報と情報サービス提供者が考えるニーズとが本当にマッチしているの知りたい。
医学情報は30〜40年前から公共図書館のレファレンスとして多かったにもかかわらず、それにともに応えてこなかったことに対する根源的な反省が図書館界としてなければ理想と期待を多く語ったところで、図書館界の一部にしか広がらないだろう。もっと学びつつ問い詰めことがなければならないと思う。(元公立図書館員、患者会役員)
公開にして一般参加できるようにしたのがよかったと思う。いつも図書館関係者ばかりで集まっているので参考になりました。
現代的なテーマでチャレンジングな企画を実現させたことに敬意を表します。司会の方が非常に素晴らしかったです。一市民としてまた一図書館員として啓発されるものがあり、有益だったと思います。ありがとうございました。
患者の方から見ると「役に立つ」情報が入手できれば情報源は何でもいいわけで、その情報を持つ者同士や提供窓口が有機的に繋がっていくことが大切だと思います。図書館はその一部になるわけですが、どのような位置に立ってネットワークを形成するかを(図書館以外の存在を意識して)考えていかなければいけないと思いますが、現状ではなかなか難しいようです。
患者さんの医療に関わりながらレファレンスすることの難しさを感じる。患者図書室は必要な場所ではあるが、箱だけあっても意味がなく、適任者がいることが一番大切なこと。
患者はどのような情報が必要なのか、そのことを認識するところが難しい、と言う。情報ニーズを自らが意識化することの難しさ、重要性をあらためて感じた。情報サービス提供者として利用者の立場を理解できるサービスを心がけたい。
当院では2月に寄贈図書を利用したものではあるものの、まがりなりにも患者医療情報室+(一般図書館)のコーナーができたのですが、それが半年も経たずしてコンビニに変えられようとしています。パートでしかない司書には何の話もないうちに・・・反対意見を院長に提示しようと思い、それを後押ししてくださる力を得ました。
千葉県西部図書館の医学購読雑誌は特殊すぎるので、もっと患者向けの雑誌、例えば看護学系の雑誌などのほうが役に立つと思います。
シンポジウムのレベルをどこに設定しているかにもよるが、シンポジストの人数が多すぎまたシンポジストによっては提供情報が多すぎ、誰を対象としているのか、何を目的にして(何を目指して)という所をまず明確にしてやるべきではなかったかと思う。
患者サポート=患者情報サービスではないと感じました。医療情報提供サービスはあくまで患者が必要とした資料を提供するのみ。患者が何を必要としているのかわからない患者には主治医等医療従事者のサポートが必要だと思う。役割がまざっているような感じを得ました。
司会を含め人選が見事でした。ありがとうございました。
自宅附近の図書館は医療専門図書館ではないので大学病院に図書館があることすら知りませんでした。病気になって始めて必要性を感じると思いますが、日頃からいづれ病気になるのですからある程度の情報は必要だと思いました。
現在、総合病院でボランティア活動に参加しています。患者さまが自分で自分の病気について情報を得る場です(家族を含めて)。今日のシンポジウムをきかせていただき、まず自分がもっともっとそこにある情報を知らなければ利用者に提供することも助言も出来ない−と。まず自分の勉強から出なおし−と云うことを強くかんじました。とにかく参加できたことを感謝しております。ありがとうございました。
医療の本は価格も高く、一般書店にない場合が多い。以前家族がガンになった時、インターネットでの情報収集し、本人に見せ、治療に対するやる気を起こさせるには役立った。ネットの情報も本もポジティブな情報は見せたが、末期における情報は、どうしても見せる、話すことができなかった。患者にも家族にもメンタルを支える(特に末期の時期)ために、図書室や様々な情報があの時あれば良かったと痛感しました。
発表が長かった。終了時間(〜16:30)を守るのは基本、その上で会場を含めたディスカッション時間を充分にとって欲しかった。
医学図書館で働いていても、病気については本当に素人なので、経験された方の話はとても参考になります。ありがとうございます。
せっかくの人材、ディスカッション・質疑にもっと時間をとってほしかった。
時間帯:2日のうち1日に開催して欲しい
500床以上の病院に開架した図書室を早く整えて欲しい。入院中も情報が欲しいです。治療と、自分の病気の、知識を同時に知りたい。
さまざまな立場からの講演内容はとても興味深かったです。患者さんからの欲しい情報、欲しい時というのが安心材料としてとても大切なのだと思いました。ただその欲しい情報が具体的にわからない患者さんもいるということ、それを整理して少しでも患者さんが具体的にこの情報を欲しいという状況にもっていける様な場所、手助けできる図書館員や情報提供者はとても大切だと思いました。
患者自身が自分の病気について本を通して知ることは重要だと実感した。
大事なこと。参考になりました。
社会福祉士として介護支援専門員として、医療と福祉との連携のために働いていますが、この会の存在を多くの人に知って欲しいです。社会福祉士会の会報誌や『月刊福祉』などにも広告していただきたい。介護保険2号被保険者や高齢の患者やその家族が情報検索できるツール(出版物、本、etc)があるとよい。
看護系の図書館員として、自分が広く社会のために何ができるか深く考えさせられました。単に自館の学生、教職員のための情報提供だけでなく、有効に使っていかなければと思いました。
患者、公共図書館など普段意見を聞く機会のない立場からの発表は意外性もあり、知ることができて良かった。
医学情報の伝達者の中に薬剤師が不在ですね。薬学関係者にも声を掛けてはいかがでしょうか。
患者体験者の情報が具体的によくわかった。埴岡さんのディスカッションの仕切りがプロフェッショナルでとても良かった。
最後の質疑応答の中で、患者さんの医療情報に対する関心が深まっていることを感じました。
医療情報というのは、医師やそれに関わる者(治療する側)だけが必要とするものでなく、患者・家族(治療される側)も同じように、実際より切実に必要としているものなのだということを強く感じた。情報提供に携わるものはこれからもっと、誰でも情報を得る場をつくっていかなければならず、そのためには公共、大学、病院の連携が必須だ。
色々な立場からの話だったので有効でした。
発表者によってプレゼンレベルが異なっていたので、患者図書関連情報についてfirst stepにある方にとって(一般公開形態として)は、必ずしも解り易いものではないかもしれません。公共図書館と医学図書館、病院図書館の連携という未来像を少し見た気がしました。そこへ向けて各図書館のサービスの質を標準化していけるよう、自分達が頑張るべきだし、そういう流れ(市民からの)によって、外側からのプレッシャーからも図書館のサービスの質UPにつながると思いました。