開催概要

開催日時
2006年7月16日(日) 14:30〜16:30 (受付14:00〜)

会場
千葉大学 けやき会館(会場・アクセス
*お車でのご来場はご遠慮ください。

参加費
500円(医学情報サービス研究大会参加費をお支払いの方は、シンポジウム参加費をお支払いいただく必要はございません。)

参加申込
事前申込の必要はございません。当日会場で参加費をお支払いください。


公開シンポジウムの開催にあたって


「世界中の情報を組織化し、それをあまねく誰でもアクセスできるようにする」グーグルはそう豪語し、玉石混交のネット上で石から玉をふるいわけるテクノロジーに磨きをかけている、と伝えられています。その成果は、より信頼性の高い医学情報へのアクセスが、誰でもできる環境の実現に貢献することにもなるでしょう。

このようなウェブ進化の時代に、わが国の医学文献情報サービスの対象がもっぱら医療関係者にとどまっていることに対し、患者・家族や市民の一部から不満の声が上がっています。

「患者本位の医療」の実現を困難にしている主たる要因の一つが患者と医療者の情報格差です。その中核には医学の専門知識及び医学文献情報があります。それは当事者の努力だけでは解消できない壁となって立ちはだかっています。

「すべての国民は、いつでもその必要とする資料を入手し利用する権利を有する。この権利を社会的に保障することに責任を負う機関が図書館である」と日本図書館協会が表明しています。その理念にかなう医学情報サービスがどうすれば実現できるかを、医療者、患者、ジャーナリスト、図書館員で討論します。


シンポジウムの開催にあたって
下原 康子(千葉県がんセンター患者図書室)
抄録
(PDF:33kb)

シンポジスト


司 会
埴岡 健一氏(ジャーナリスト・日経メディカル編集委員)
抄録
(PDF:14kb)

発表資料
(PDF:364kb)

医師の立場から
舘崎慎一郎氏(千葉県がんセンター診療部長)
抄録
(PDF:9kb)

発表資料
(PDF:1.5mb)

患者/看護師の立場から
土橋 律子氏(支えあう会「α」・看護師)
抄録
(PDF:8kb)

発表資料
(PDF:348kb)

患者/図書館員の立場から
平川 裕子氏(千葉県立衛生短期大学図書館)
抄録
(PDF:14kb)

公共図書館の立場から
伊藤 博氏(千葉県立西部図書館)
抄録
(PDF:16kb)

医学図書館/患者図書館の立場から
桑原 文子氏(東京女子医科大学病院「からだ情報館」)
抄録
(PDF:5kb)

発表資料
(PDF:1.3mb)

資料

第23回医学情報サービス研究大会公開シンポジウム「図書館への期待−患者・家族が病気と治療について学ぶために−」
雑誌「医学図書館」に掲載されたシンポジウムの報告記事です。(PDF:6,607kb)
医学図書館 53巻4号 page.425-431(2006.12)

シンポジウム関連書籍
シンポジウム当日に展示販売した書籍のリストです。

アンケート集計結果
シンポジウムのアンケート集計結果です。ご協力ありがとうございました。